本委員会は、多様なエネルギー環境教育の推進を図ることを目的に、エネルギー環境教育に関心を持つ教育関係者の研究・交流の場として8年前に設立されました。
さて、今年度は「持続可能な社会を目指し、自ら行動する力を育むエネルギー環境教育」を新たなサブテーマに、様々な活動を行っており、これまでの成果を全道の皆様に発信すべく、第3回北海道エネルギー環境教育研究大会を開催いたしました。
便利で私たちの生活に欠かせない自動車の生産に携わる人々が、移り変わる消費者や時代のニーズに応じて、様々な工夫や努力を行っていることを、「今の時代には?」という観点で学習していきます。 今回の授業では、環境が重要視される今の時代において、電気自動車を開発し、販売することにした会社としての思いに、子どもたちが迫っていく場面を公開します。究極のエコカーであると同時に様々な現実的な問題も取り上げることによって、開発だけでなく普及までさせることへの取り組みについて考えさせていきます。
5年生になって初めての調理実習、これから2年間の家庭科学習を見据えて、一人一人が調理の基礎基本を身につけるだけでなく、環境に配慮した「エコクッキング」を意識しながら実践できる子どもに育って欲しいと願って授業づくりを行いました。 野菜の調理への関心を高めるために、どんな野菜がどのような方法で調理されているのか、また社会科やエコライフレポートと関連させ、食べ物やエネルギーを無駄なく調理する「エコクッキング」への関心も高め、課題づくりをします。野菜は、葉物のキャベツ、根菜のニンジンを使い、それぞれ「ゆでる」「いためる」調理法にチャレンジし、野菜本来のおいしさと「エコクッキング」を追及し、調理実習につなげていきます。
様々なエネルギーに変換されることで生活に役立てられている電気。その電気を手回し発電機やコンデンサを使うと自分の手で作り出したり蓄えたりできることを学びます。さらに、発電や蓄電のきまりについて調べて、調べたことを生かしながら「自分の手で作った電気を生活に役立てたい」という意識を培っていけるような授業を展開していきます。 今回の授業では、同じだけ電気を蓄えたコンデンサを使っても、豆電球とLEDとでは働く長さが違うということから、その違いが使われる「電流の量」に関係していることに目を向け、検流計を使ってその違いを明らかにしていきます。同じ光エネルギーを生み出すものでも、使われる電気の量に違いがあることを理解することで、エネルギー利用の「効率化」に迫っていきます。
今回の授業は、「北海道の電力供給の現状」を他県との比較を通して理解し、学んだことがらを自分たちの生活にどのように反映させていきたいかを考える内容としました。中学1年生の段階であるので、現状を認識するという点に重きを置きつつも視点を拡げ、2・3年生におけるエネルギー環境の学習につながっていけばよいと考えています。 本校社会科では他県の中学生と交流学習を行っており、そこで得た情報を生かしつつ、北海道の電力供給にかかわる諸資料を基に、生徒間の対話を通して現状の理解を図るとともに、今後のあるべき姿を自分事として捉える契機となるよう促していきたいです。
札幌市では7月から、家庭から出るごみの回収が有料になりました。私たちの身のまわりには、たくさんの物質が溢れており、それらは最後に"ごみ"になります。この単元では、生活と密接にかかわっている"ごみ"の分別方法に視点をあて、科学の目で物質をとらえることをねらいます。とくに、新学習指導要領で新たに履修することになった"プラスチック"は、種類や量がもっとも多いごみのひとつです。公開授業では、プラスチックの性質をMD法によって交流しながら探究します。その後、プラスチックごみのゆくえを考えながら、プラスチックの材料となるエネルギー資源の石油に対しても視点をあて、私たちの生活の在り方を考えます。
今回の授業ではエネルギー資源の有効利用と技術の発展という視点を大切にし、簡易火力発電装置と熱電併給装置(コージェネレーションシステム)を活用しながら、発電時に発生する廃熱(無駄な熱エネルギー)をどうにか利用することができないだろうかという内容の授業を行います。そして、これから持続可能な社会を目指すためには、節約・節電といったエコライフの実践や電化製品の省電力技術の進歩・発展といった省エネルギー化だけではなく、石油や天然ガスなどの限りあるエネルギー資源の中から利用可能なエネルギーをできるだけ多く取り出す技術とその活用が大切であることを学びます。
≪講師経歴≫
≪講演内容≫
お天気キャスターとして、最も恐ろしい言葉のひとつが、「観測史上一番」です。たとえば、観測史上一番の大雨とは、観測の歴史100年以上を有する北海道において、少なくとも、100年間は、経験したことのない雨が降った、という意味です。 地球は、言葉を話すことはできません。ただ回っているだけです。私達人間に、何か訴える手段があるとすれば、「天気」ではないでしょうか。特に、北海道は、温暖化と見られる現象が、顕著に表れやすい地です。気候がどのように変化したか、将来はどのように変化するのか。また環境問題は、エネルギー問題、食糧問題とも直結します。 将来、私たちの生活がどのように変わると考えられているのか、様々な予測とともに、ご紹介します。