北海道エナジートーク21 執行方針

令和7年度

事業執行方針

 北海道エナジートーク21は、道民各層に対して経済活動や生活の基盤であるエネルギーの重要性について広く啓発することを目的として、なかでもエネルギーの安定確保に欠かすことのできない原子力について、一層の理解促進を得るための諸活動を展開してきました。

 政府においては、今年2月に今後の中長期的なエネルギー政策の指針となる「第7次エネルギー基本計画」を閣議決定し、脱炭素効果の高い再生可能エネルギーと原子力発電の双方を最大限に活用し、将来のエネルギー危機に耐えうる強靭なエネルギー需給構造を実現するとしており、2040年度に向けては、再生可能エネルギーを約4〜5割、原子力を約2割とするなど、特定の電源に依存しないバランスのとれた電源構成を目指すとしています。

 これらを踏まえ、当会では再生可能エネルギーや原子力、天然ガス・石油など多様な工ネルギーの適切な組合せについて、道民の皆さまと共に考え理解を一層深めて頂くため、エネルギー関連施設の「見学会・視察会の開催」、エネルギーと環境に関する「講演会の開催」、エネルギー環境教育に取り組んでいる「次世代層教育活動への支援」、そして、エネルギーと環境を考える「女性団体活動への支援」を軸に事業を展開して参ります。