北海道エナジートーク21 執行方針

令和6年度

事業執行方針

 北海道エナジートーク21は、道民各層に対して経済活動や生活の基盤であるエネルギーの重要性について広く啓発することを目的として、なかでもエネルギーの安定確保に欠かすことのできない原子力について、一層の理解促進を得るための諸活動を展開してきました。

 政府においては、昨年7月にカーボンニュートラルの実現に向けた「GX推進戦略」を策定し、その戦略の中で原子力発電については、現行のエネルギー基本計画に定める2030年度電源構成比率20%〜22%の確実な達成に向け、原子力規制委員会の審査に合格したものから地元理解を得て再稼働を進めるとしています。

 このため、今年度も引き続き、原子力や石油・石炭・天然ガス等の化石エネルギー及び再生可能エネルギー等の多様なエネルギーのそれぞれの特性に応じた適切な組合せについて、道民の皆さまと共に考え理解を一層深めて頂くため、エネルギー関連施設の「見学会・視察会の開催」、エネルギーと環境に関する「講演会・シンポジウムの開催」、エネルギー環境教育に取り組んでいる「次世代層教育活動への支援」、そしてエネルギーと環境を考える「女性団体活動への支援」を軸に事業を展開して参ります。