北海道エナジートーク21 執行方針

令和5年度

事業執行方針

 北海道エナジートーク21は、道民各層に対して経済活動や生活の基盤であるエネルギーの重要性について広く啓発することを目的として、なかでもエネルギーの安定確保に欠かすことのできない原子力について一層の理解促進を得るための諸活動を展開してきました。

 政府は、2050年ゼロカーボン達成のため本年2月「GX実現に向けた基本方針」を閣議決定し、その中で原子力の活用については安全性確保を大前提に、廃炉を決定した原発の敷地内での次世代革新炉への立て替えの具体化や運転期間の追加的延長など原子力の積極的活用に舵を切ったところです。

 このため、引き続き、原子力や石油・石炭等の化石エネルギー及び再生可能エネルギー等の多様なエネルギーのそれぞれの特性に応じた適切な組合せについて、道民の皆さまと共に考え理解を一層深めて頂くため、エネルギー関連施設の「見学会・視察会の開催」、エネルギーと環境に関する「講演会・シンポジウムの開催」、エネルギー環境教育に取り組んでいる「次世代層教育」への支援、そしてエネルギーと環境を考える「女性団体活動」への支援を軸に事業を展開して参ります。